こども未来委員会基本方針

2024年度スローガン

基本方針

急激な社会変化の中でこどもたちと地域との関係性は薄れ、住み暮らす地域の人々との交流や体験が減少し、こどもたちが成長する過程で学ぶべき他者とのつながりや達成から得られる自己肯定感を育む機会も少なくなっています。我々は地域の人々とこどもたちが交流する機会を創るとともに、こどもたちが多種多様な体験や他者との協働の中で心身ともに成長し、未来に希望を抱きながら住み暮らせるまちを目指し、人々の意識を変革する必要があります。

まずは、我々と地域の人々が一体となり、地域ぐるみでこどもたちを支える連携体制を構築するために、地域の人々がこどもたちに実践できるやさしいアクションを宣言し、こどもを連れて出かけやすい環境を整えることで、地域の人々にこどもたちを地域全体で育てる当事者意識を持っていただきます。そして、こどもたちが課題解決に向けて主体的に行動し他者と協力する大切さを学ぶために、地元の豊かな自然の中で遊びを伴いながらこどもたちが自ら考え計画し、対話を通して互いの意見を尊重し共通の目標達成に向かって協働することで、こどもたち一人ひとりが目標に向かって積極的に活動する意欲を高めていただくとともに、仲間との協調性を高めていただきます。さらに、こどもたちが地域との交流を通して住み暮らすまちの未来を考え地域に根差した活動に参加する意欲を高めていただくために、こどもたちが我々や地域の人々と協力しながらまちが魅力であふれ人々が集う場を創作し、地域の人々に新たな交流の機会を生み出すことで、こどもたちに地域活動に興味をもっていただくとともに、地域への愛着心を深めていただきます。

我々の活動が地域の人々の共感を呼びこどもたちとの交流の輪が生まれます。多様な体験を通して多くの希望の芽を伸ばしつづけるこどもたちは、地域との交流を通じて地域への愛着を深め自信をもった人財へと成長し、誰もが支え合う希望に溢れた社会を実現します。