アカデミー委員会基本方針

新入会員がJAYCEEとして活動をするにあたって、JCの掲げる理念を共有し、一人ひとりが主体的に運動に参画することが重要となりますが、新入会員が運動の意義を理解しつつ目的意識を持つ機会や組織の一員としての使命感を持つ場が十分とは言えません。新入会員が運動への参加で得られる学びや経験、組織内外で得られる交友や信頼関係を構築する重要性を認識し、次代を支えるリーダーシップを発揮できる人財となる必要があります。

まずは、新入会員が運動を通じて地域社会に貢献する目的を理解し自身のJC活動に価値を見出すために、運動の重要性や実施に至るまでの背景を学んだうえで事業を行い、地域の課題について考え、地域資源に触れる体験をすることで、地域へ運動を行う重要性を知るとともに運動に対する興味を高めます。

そして、新入会員がJAYCEEとしての自覚を持って運動に取り組む主体性や実行力を養うために、新入会員一人ひとりが役割を持ち、関係諸団体と共に地域の魅力を発信する事業を行うことで、運動におけるやりがいを持つとともに運動へ積極的に携わる意欲を高めます。

さらに、新入会員が組織への帰属意識を持ち、JC活動に邁進できる環境を整えるために、新入会員の不安や疑問点を払拭しJC活動へ参加するうえでのフォロー体制を整えるメンター制度を継続して活用するとともに、アカデミー委員会に在籍しつつ他委員会の活動に参加し補助を行うLOM内出向や、アカデミー委員会同士や他委員会との会員間のアクティビティを積極的に推進することで、継続的な交流から会員間の相互理解が深まり、強固な仲間意識を醸成します。

組織内外の交流を通じてJCにおける自分自身の価値に気付いた新入会員は、地域のリーダーとして当事者意識を持った人財へと成長します。地域社会の課題解決に向けた能動的な行動が、新たな運動を伝播する原動力となり、明るい地域の未来への道を拓いていきます。